2015年08月19日
北岳:その2
白根御池小屋で迎えた二日目の朝。
4時半過ぎに起き出して軽く準備をして子どもを起こす。
食堂の向かいにある談話室で遊んでもらっている間に残りの準備を済ませたら、
5時少し前に朝食の準備ができましたとの案内があり早速朝ごはんをいただきました。
朝早い時間帯が苦手な子どもも割としっかり食べてくれて少し安心。
食堂にあるポットにはお湯や温かいお茶、お水もあって水筒に詰めていってもOKですとのこと。
稜線で風があれば温かい飲み物のほうがよいかと思って、
サーモスに温かいお茶を満タンいれていざ出発。
小屋からでると朝日に照らされる北岳。
今日はいい天気になりそうで、楽しみは膨らむばかりであります。
今回もサッと準備を終えることができて5時半に白根御池小屋を出発。
お世話になりましたと挨拶して、もし今日も宿泊するなら稜線から連絡しますと伝えてありました。
シシウドが咲き乱れる草すべりコースに突入。
かなりの急な登りで大変と聞いていましたが、小屋に泊まったことで多少の疲れもとれていて、
私たちにとってはそれほど苦労はしませんでした(初日の登りのほうがキツかった)。
この日の子供は朝早い割に調子がよくいつもよりいいペースで歩いています。
やはり北岳への思い入れが強いし、天気も良く視界も開けてきているので気力が充実しているようです。
登り始めて70分くらいしたところで北岳の姿を目にするようになりました。
こうなると俄然テンションのあがる子供。
自分で北岳にいくっていったその思いは近くでその姿をみたこの瞬間一層強くなったようです。
右俣コースと合流するとそこにはお花畑が広がっていました。
少し登っていくと、昨日奈良田のバス停で私たちの次にザックを置かれていて、
白根御池小屋にお泊りだった方と出会いました。
お互い辛い登りで少し疲れた表情ですがこれだけ天気がよくて、
もうすぐ稜線と思うとそれも心地よい疲れかな!?
少し言葉を交わして私たちは先をいかせていただきます。
少しずつ稜線に近づき顔をあげると・・・
小太郎山への分岐辺りで富士山をみることができましたー
昨年の7月、須走ルートで富士山に登り(そのときの記事はこちら)その帰りの車中で今年は北岳にいくといっていた子供。
その北岳から富士山をみたいといっていたのでとても喜んでいました。
そして富士山に背を向けて振り返ると・・・
甲斐駒ヶ岳!!めっさかっこいー
私、山をみてかっこいいなんて思ったことなかったのですが、
甲斐駒ヶ岳はほんとにかっこよかった!
自分たちには登ることが難しそうな山ですけど、いつか歩いてみたいなー。
「稜線、稜線」と言い続けていた子供にとってはここから念願の稜線歩き。
憧れだった北岳への稜線歩きにご機嫌。足取りも軽いです。
急ぐ必要なんて全くないので、360度広がる南アルプスの大パノラマをみながらゆっくり稜線歩き。
左手には鳳凰山や富士山、少し振り返ると甲斐駒ヶ岳や仙丈ヶ岳。
こんなに楽しい稜線歩きは初めて!テンション上がりまくりです。
ほんの少しの区間、鎖のついた急な登りがありましたが、足場はしっかりしていました。
それを越えてしばらく歩くと北岳の肩の小屋につきました。
時間は8時40分、白根御池小屋を出発して3時間10分でした。
ここで子供と相談。
これから山頂へいっても白根御池小屋まで戻る時間は十分にあること。
肩の小屋に泊まったらこの眺めがみられて夕日や星や日の出もみられるかもしれないこと。
これらを踏まえてどちらに泊まるか。
結論は、翌日の天気もよさそうで体調も問題ないので白根御池小屋まで戻ることはせず、
肩の小屋さんでお世話になることに子供が決めて受付をしてもらいました。
受付をすませてから荷物を整理しました。
部屋はこんな感じ。大部屋でスペースを割り当てられます。
まだ時間がとても早かったので端の窓がついた場所を案内していただきました。
山頂に向かう前におなかがすいたというので、高校野球をみながらラーメン(900円)を食べていよいよ北岳の山頂に出発。
ちょうど山梨代表の学校が試合をしていて、山小屋のスタッフさんたちがテレビの前で応援していました。
小屋から山頂までの道はしっかりしていて歩きやすかったです。
途中には北岳山荘から間ノ岳へのびる稜線もみえました。
それにしても風もなく本当にいい条件での稜線歩きでした。
40分ほど歩いてついに山頂がみえてきました。
たくさんの人で賑わっている様子がみてうかがえます。
そしてついに・・・
北岳山頂に到着!!
子供にとって1年越しの願いがかないました。
今回の記事はここまでにしまーす。
4時半過ぎに起き出して軽く準備をして子どもを起こす。
食堂の向かいにある談話室で遊んでもらっている間に残りの準備を済ませたら、
5時少し前に朝食の準備ができましたとの案内があり早速朝ごはんをいただきました。
朝早い時間帯が苦手な子どもも割としっかり食べてくれて少し安心。
食堂にあるポットにはお湯や温かいお茶、お水もあって水筒に詰めていってもOKですとのこと。
稜線で風があれば温かい飲み物のほうがよいかと思って、
サーモスに温かいお茶を満タンいれていざ出発。
小屋からでると朝日に照らされる北岳。
今日はいい天気になりそうで、楽しみは膨らむばかりであります。
今回もサッと準備を終えることができて5時半に白根御池小屋を出発。
お世話になりましたと挨拶して、もし今日も宿泊するなら稜線から連絡しますと伝えてありました。
シシウドが咲き乱れる草すべりコースに突入。
かなりの急な登りで大変と聞いていましたが、小屋に泊まったことで多少の疲れもとれていて、
私たちにとってはそれほど苦労はしませんでした(初日の登りのほうがキツかった)。
この日の子供は朝早い割に調子がよくいつもよりいいペースで歩いています。
やはり北岳への思い入れが強いし、天気も良く視界も開けてきているので気力が充実しているようです。
登り始めて70分くらいしたところで北岳の姿を目にするようになりました。
こうなると俄然テンションのあがる子供。
自分で北岳にいくっていったその思いは近くでその姿をみたこの瞬間一層強くなったようです。
右俣コースと合流するとそこにはお花畑が広がっていました。
少し登っていくと、昨日奈良田のバス停で私たちの次にザックを置かれていて、
白根御池小屋にお泊りだった方と出会いました。
お互い辛い登りで少し疲れた表情ですがこれだけ天気がよくて、
もうすぐ稜線と思うとそれも心地よい疲れかな!?
少し言葉を交わして私たちは先をいかせていただきます。
少しずつ稜線に近づき顔をあげると・・・
小太郎山への分岐辺りで富士山をみることができましたー
昨年の7月、須走ルートで富士山に登り(そのときの記事はこちら)その帰りの車中で今年は北岳にいくといっていた子供。
その北岳から富士山をみたいといっていたのでとても喜んでいました。
そして富士山に背を向けて振り返ると・・・
甲斐駒ヶ岳!!めっさかっこいー
私、山をみてかっこいいなんて思ったことなかったのですが、
甲斐駒ヶ岳はほんとにかっこよかった!
自分たちには登ることが難しそうな山ですけど、いつか歩いてみたいなー。
「稜線、稜線」と言い続けていた子供にとってはここから念願の稜線歩き。
憧れだった北岳への稜線歩きにご機嫌。足取りも軽いです。
急ぐ必要なんて全くないので、360度広がる南アルプスの大パノラマをみながらゆっくり稜線歩き。
左手には鳳凰山や富士山、少し振り返ると甲斐駒ヶ岳や仙丈ヶ岳。
こんなに楽しい稜線歩きは初めて!テンション上がりまくりです。
ほんの少しの区間、鎖のついた急な登りがありましたが、足場はしっかりしていました。
それを越えてしばらく歩くと北岳の肩の小屋につきました。
時間は8時40分、白根御池小屋を出発して3時間10分でした。
ここで子供と相談。
これから山頂へいっても白根御池小屋まで戻る時間は十分にあること。
肩の小屋に泊まったらこの眺めがみられて夕日や星や日の出もみられるかもしれないこと。
これらを踏まえてどちらに泊まるか。
結論は、翌日の天気もよさそうで体調も問題ないので白根御池小屋まで戻ることはせず、
肩の小屋さんでお世話になることに子供が決めて受付をしてもらいました。
受付をすませてから荷物を整理しました。
部屋はこんな感じ。大部屋でスペースを割り当てられます。
まだ時間がとても早かったので端の窓がついた場所を案内していただきました。
山頂に向かう前におなかがすいたというので、高校野球をみながらラーメン(900円)を食べていよいよ北岳の山頂に出発。
ちょうど山梨代表の学校が試合をしていて、山小屋のスタッフさんたちがテレビの前で応援していました。
小屋から山頂までの道はしっかりしていて歩きやすかったです。
途中には北岳山荘から間ノ岳へのびる稜線もみえました。
それにしても風もなく本当にいい条件での稜線歩きでした。
40分ほど歩いてついに山頂がみえてきました。
たくさんの人で賑わっている様子がみてうかがえます。
そしてついに・・・
北岳山頂に到着!!
子供にとって1年越しの願いがかないました。
今回の記事はここまでにしまーす。
Posted by cocoe at 18:59│Comments(0)
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